小寒の候、1月10日の成人の日に妙傳寺本堂にて厄年祈願祭を執り行いました。息災延命、心願成就、年中無難を御祈念して御経、お題目を厄年の参拝者と共にお唱えしました。
日蓮聖人の御言葉に『今三十三の御やく(厄)とて御布施送りたびて候へば、釈迦仏・法華経・日天の御まへに申し上て候。 ※中略 又三十三のやく(厄)は転じて三十三のさいはひ(幸)とならせ給うべし。』
現代訳では「今年あなたは33歳の厄であるからと、御供養を送ってこられたので、釈迦仏・法華経・日天の御前にささげ、あなたの信心の志を申し上げました。 ※中略 33の厄は転じて33の福となるであろう。」と書かれております。
厄年にあたる方は、祈願を受けたお札を前に月1日だけでも手を合わせ、お題目『南無妙法蓮華経』をお唱えして、大難は小難に、小難は無難にとお祈り下さい。