第44回 世界連邦岡山県宗教者大会

令和7年7月11日、「第44回 世界連邦岡山県宗教者大会」が、浅口市金光町にある金光教本部・やつなみホールにて開催されました。

この大会は、仏教、キリスト教、神道など9つの宗教団体で構成される「岡山県宗教者の会」が主催し、世界平和を願って毎年開催されているものです。各団体が持ち回りで担当しており、今年は金光教が主管を務めました。岡山県佛教会も「岡山県宗教者の会」に加入しているため、私も今回、参加させていただきました。

金光教本部を訪れるのは初めてでしたが、広大な敷地に立ち並ぶ壮麗な建物の数々は、まさに聖地にふさわしい厳かな雰囲気をたたえていました。

大会は午後1時30分に開式。今年は金光教が担当ということで、開会に先立ち、金光教式による平和祈願祭が厳かに執り行われました。

その後、大会の本行事へと移り、主催者および大会長による挨拶ののち、記念講演が行われました。今年の講師は、前京都市長であり、現在は金光教・京都押小路教会の教会長を務めておられる門川大作(かどかわ だいさく)氏でした。

「人類の助かりの光に!~世界を視野に、日々の信仰生活から~」と題された講演では、ご自身の半生や京都市長としての経験をもとに、平和について深く考えさせられるお話を約1時間半にわたり語ってくださいました。

なお、来年の大会は岡山県佛教会が担当となり、10月に山陽新聞社のさん太ホールにて開催される予定です。

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