新型肺炎の流行拡大のため、今年の「春季彼岸せがき」は従来とは異なる特別な形で行いました。
まず、日時を変更しました。
例年どおり彼岸明けの3月23日(月) 午後1時~3時を予定していましたが、前日の22日(日)に変更し、午前中に住職と副住職により参拝者の全くいない本堂にて彼岸せがき法要を厳修いたしました。
檀信徒の皆様には、午後1時~5時の間にお経の上がったお塔婆を、三々五々取りに来ていただきました。
参詣の皆様には、塔婆をお渡しするだけになってしまい申し訳なかったのですが、なんとか御宝前にて手を合わせていただくことができました。
本堂の入口や窓は換気のために開けていましたが、お天気に恵まれ暖かい日でしたので不自由はありませんでした。
実質のお参り時間は、各人ほんの数分程度でしたが、予想以上に大勢の方にお出でいただくことができました。有り難いことです。
帳場の皆様、本堂係有志の方々のご協力のおかげで、なんとか無事に一日を終えることができました。心より感謝申し上げます。
新型肺炎の流行はまだ収まる気配を見せませんが、皆さまのご健康と一日も早い終息を祈っております。