「お講巡り」の記念品

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岡山市内中心部の岡山組寺では、数年前から「お講巡り」の復活に取り組んでいます。
「お講巡り」は、11月13日の午前9時~午後3時まで、岡山市内中心部の日蓮宗寺院18ヶ寺にどなたでも自由に参拝していただくイベントです。
昔から御会式当日、日蓮宗の檀信徒が近隣の日蓮宗寺院をお参りする「お寺巡り」はあったのですが、時代の推移とともにだんだん下火になっていました。
そこで数年前から、専用の御朱印帳を作成し、日蓮宗岡山組寺18ヶ寺すべてを参拝した方には記念品を差し上げるという形で、新たな「お講巡り」が始まりました。各寺院では、甘酒やお菓子・果物などのお接待もあります。
記念品は、色紙と副賞の組み合わせです。
1回目の記念品は、「妙」の色紙と色紙掛け。2回目は、「法」の色紙と輪島塗お箸。3回目は、「蓮」の色紙と特製蓮華グラス。4回目は、「華」の色紙とお経CD・経本セット。5回目は、「経」の色紙と頭陀袋。
「お講巡り」は回を重ねるごとに、「妙」「法」「蓮」「華」「経」の色紙が揃っていくことになります。すでに5回目まで回られた方もおられますし、多くの方が楽しんでお参りをしてくださっているようです。
記念品を準備するのも大変なのですが、特に3回目の記念品はオリジナルのガラス製品です。実は日蓮宗の僧侶で、吹きガラス作家として赤磐市に「ガラス工房 華」を開設し、岡山を中心に活躍されている堀口華江さんに特別にお願いして制作していただいています。淡いピンク色の蓮華をイメージしたグラスです。本日、本年分の記念品を納品していただきました。ご本人さながらの繊細な蓮華グラスです。「お講巡り」を3回重ねると、いただけます。
本年の「お講巡り」はもう終わってしまいましたが、また来年の11月13日、お祖師様の遺徳を偲んで、岡山市内組寺をお参りください。

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