5月3日(土)、「春の大まんだら様ご開帳」にあわせて、このたび修復を終えた妙勝寺に伝わる掛け軸等の展示を行います。
妙勝寺の伽藍は太平洋戦争の空襲によりすべて灰燼に帰しました。古くから伝えられたものは大方そのとき焼失したのですが、檀家さんのお宅などに疎開させていただいたものが一部あり、いくつかのものは無事にのこりました。
5月3日、ご開帳の大覚大僧正の大まんだら様もその一つですが、それ以外にもいくつかの掛け軸等が残されました。しかしながら、年数を経てかなり傷んだものも多く、昨年より修復をお願いしておりましたが、本年無事作業を終えて戻ってまいりました。
そこで「春の大まんだら様ご開帳」に際し、十数点の掛け軸等の展示を行う運びとなりました。
当日午後1時より「大まんだら様」の行事は開始となります。せっかくの機会ですので、どうぞご参詣ください。