令和元年 盂蘭盆・地蔵盆・秋季彼岸

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開催日:2019年08月16日

皆さまこんにちは。

気がつけばもう9月も終わろうとしていますね。
最近は朝晩肌寒く感じる日が増えてきたように思います。

お盆参りが終わって盂蘭盆会や地蔵盆、そして秋のお彼岸と、大きな行事がたくさんあった2ヶ月でした。
盂蘭盆会を迎えるにあたって、今年もお檀家さんが塔婆書きの手伝いに来て下さいました。暑い中毎日何時間も、一つずつ丁寧に書いて下さいました。お盆のお参りは毎年1日から二週間ほどかけて、盂蘭盆会の直前までお参りしているので、塔婆書きをして下さる事は本当に有難いことで、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。今年も本当に有り難う御座いました。
当日も、役員の皆様を中心に塔婆の設置や会場のセッティングを行って頂きまして、無事に終える事が出来ました。

地蔵盆では、今年初出店の法傳寺女性会のお菓子のつかみ取りコーナーも増えて、大変賑わいました。
大きな看板や、つかみ取りの箱もすべて手作り!試行錯誤して作られた箱はとっても丈夫で、外側のかわいい絵は地域の子どもたちが一生懸命書いてくれたものを貼り付けました。
お菓子は、町内のお店で余ったものや処分となってしまうものを分けて頂きました。今回女性会の役員の方に教えて頂いて、初めてお願いしたのですが、たくさんの種類と量の多さに大変驚きました!ご協力頂きまして本当に有り難う御座いました。
また今回は、子どもたちだけではなく一緒に来ているお母さんたちにも喜んでもらおうと、手作りのアクリルたわしをプレゼントする企画も行いました。半年ほどかけて女性会の皆さんが手編みしたアクリルたわし。編み方を習うところから始めて、初期の作品の出来映えの面白さにに大笑いしながら、毎回楽しく作っていきました。
アクリルのもつ特有の繊維質で、少ない洗剤でもきちんと汚れを落とすことからエコたわしとも呼ばれ、食器洗いをはじめ、さまざまな場所で活躍します。ぜひご活用頂ければと思います。
女性会の出店を迎えるにあたり、今まで繋がりのなかった方々との交流や、女性のもつアイデア力、ポテンシャルの高さ、情報力の多さなど、素晴らしい可能性が見られた機会となりました。


お彼岸も無事終える事ができ、来月には大黒祭、11月にはお会式、そして年末年始の御祈祷…
あっという間に年が明けてしまいそうです。
そろそろ年末に向けて、水行の訓練を始めようか…という時期にもなってまいりました。
令和になって5ヶ月ほど経ちましたが、その5ヶ月間でも色々なことが変わっていきました。
嬉しいこと、悲しいこと、良いも悪いも含めてさまざまなことが変化していきました。でも時々、その変化についていけなくなるような感覚を最近感じるときがあります。皆さんもそのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
そんなときにでも、変わらずそこに在るもの、そういう存在としてこの法傳寺が皆さんの心の拠り所になれたら、それはとても素敵なことだなと思う次第です。
今の時期、本堂の窓を開けているとやさしい秋風が入ってきて、その風に吹かれながらぼーっと外を見ていると、とても心穏やかになります。
風の音と、鳥のさえずりと、畳のひんやりした感触。長い年月をかけて仕上がったしっとりとした木の風合いが癒しを与えてくれます。
この時期は夏場の疲れが出たり、心が不安定になりやすい時期だそうです。
すこし休みたいな…と思われたときは、休憩所と思って足を運んで頂ければと思います。
静かな場所で、心休めて、またすこし頑張る力になりますように。

 

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