本日6月24日、私が住職を務める
本光院で信行会を開催しました
先月初めて信行会をしましたが、
今回で二回目となります(´ェ`)ポッ
今回の信行会も用意した椅子席が満席になりました
満堂の本堂で参加者の皆様が、
大きな声で読経唱題してくださったことに、
なにより感動致しました
読経唱題後は不肖私が『愛語施』と題し、
法話をさせて頂きました(。-人-。)
私達の口から発する言葉には、
不思議な力が具わっています
相手の心を多大に影響させるということですね
ちなみに…
仏さまのお声は、
なんとも心が癒やされる声で
梵音声(ぼんのんじょう)と言います
法華経の『方便品第二』には、
言辞柔軟にして 衆を悦ばしむ
とあるように、お声を聞いただけで、
そこにいた人々は心から喜んだと伝わっています
では実際にはどんな言葉だったのか
法華経の『如来寿量品第十六』には、
毎(つね)に自らこの念を作(な)す 何を以(も)ってか衆生をして 無上道に入り 速(すみや)かに 仏身を成就することを得せしめんと
意訳すると…
私はいつも、いつもあなたのことを念っています
どうすればあなたが速やかに仏になることができるのかと…
という、なんとも慈悲深いお言葉
さすが仏さまでございます
言葉というのは時に、
人をグサリと傷付けもしますが、
たった一言で人の心を救うことがあります
人を思いやる言葉を、
仏教では『愛語施』といいます
お金がなくても誰でもできる
言葉のお布施ですね
私達も自身の口から発する言葉が、
相手を思いやる優しい言葉でありたいものであります(゚ー゚)(。_。)ウンウン
その優しい言葉は巡り巡って、
自分に返ってきて幸せを運んでくるのですから
本日は30名以上の方がご参加頂き、
心より御礼申し上げます(。-人-。)
次回は7月22日(日)の14時から開催させて頂きます(。-人-。)
ご参加下さった方には、
法華経28品の経文を書いた、
行事限定の御首題をお書きしますので、
是非、完成を目指して下さい
本日はご参加誠にありがとうございました!