中編からの続き
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先日、檀家さんに
「もし今、このタイミングで本光院に入寺していたら、
この復興はできなかったと思う」と
お話しました。
檀家さんも(゚ー゚)(。_。)ウンウンとうなずかれ
あの時、あのタイミング、
すべてが仏さまのおはからいであると感じると
言って下さいました
それは今、日本のみならず世界中で
コロナウイルスが猛威を振るっていますが、
このコロナ禍では、
なかなか人も集まることもできません。。。
ところが、
宗祖御降誕八百年の慶讃大法要(落慶法要)を
執り行ったのが昨年の2月9日、
コロナウイルスが日本でも確認されていましたが、
当日は参拝者は誰もマスクをしていませんでした
2月の後半にはマスク不足となり、
そして緊急事態宣言が4月に発令されます
まさに絶妙のタイミングであったと思います
そうこれは・・・
時のしからしむるのみ
この言葉は日蓮大聖人の『報恩抄』の中に出てきます。
日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし、日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり、無間地獄の道をふさぎぬ、此の功徳は伝教・天台にも超へ竜樹・迦葉にもすぐれたり、極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか、是れひとへに日蓮が智のかしこきには・あらず時のしからしむる耳(のみ)、春は花さき秋は菓なる夏はあたたかに冬はつめたし時のしからしむるに有らずや
すべては、必然的で法華経・お題目が弘まる時であった
という意味ですが、
私も今、そのお教えを心から享受しております
物事にはタイミングがあり、
その時にすべきことがあります
私にあのタイミングで本光院というお寺を
復興するようにと
仏さまが使命・役割を下さったのだと
受け止めております
ありがたいことでございます(。-人-。)
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そして今、この状況を見てみると
コロナウイルスが蔓延し、
以前のように気軽に出かけることもできず、
人の集まる所はNGでございます
お寺は法事も、法要も、
信行会も人が集まる行事ばかり
しかし
これも仏さまが下さった試練だと受け止め、
未来に向けて
お寺を進化
していかなければならないとも思っています
ということで、インスタやYouTubeでの
お寺の行事の配信を考えています
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本当にできるかは分かりません・・・
でも、それまでの間、
根っこを下に下に伸ばして、
お寺の基礎をしっかりとさせ、
自分自身の修養にも精進して参ります
やがてこのコロナウイルスが終息した時、
檀信徒の皆様が気持ちよく
お寺へと帰ってきて下さるように
その日を楽しみに、
そしてそれを目標として・・・
その日まで忍辱あるのみ
これも法華経の教えですもんね