鏡開き

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こんにちは。
須弥壇には二升一重の紅白の丸餅、観音宮には一升一重の紅白の丸餅、他の場所にも小さな紅白の丸餅をお飾り致しております。
先日、11の日に鏡開きを行ないましたがラップをしてお飾りしているとはいえ2週間も置きっぱなしのお餅は大変固く昨年苦労した思いがありました。
檀信徒様に仏様のお下がりの有り難いお餅を是非食べていただこうと思い、お餅をつき直ししお配りしております。

そもそも、「鏡餅」とは新しい年神様へのお供えものとすることで、年神様の霊力が宿る存在と考えられております。鏡開きはこの鏡餅を刃物は使わず、木づちなので叩いて割ること(鏡を開く)をいいます。鏡餅に宿った年神様の霊力は、食べてこそいただけるもの、美味しくいただいて1年の活力にしたいものです。

どこそこの左義長では「鏡餅」も一緒に焼いてしまっていると小耳に挟みました・・・固くなったし焼いても煮ても固いままだから、他の正月飾りと一緒に焼いてしまえ。・・・悲しくなりますね。

昨今、ここらあたりの小さなお店も軒並み閉店に追い込まれ・・・少しでも長く営業をして欲しい思いから今年から「つき直し」をし「美味しく」食べることに致しました。

​残りわずかとなってしまっております。どうぞ、有り難い鏡餅を取りに来て下さい。お代は頂戴致しません。

南無妙法蓮華経

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