今日65回目(総血量24.2㍑)となる献血をしてきた。献血バスの前には待ちの人が2人並んでいた。いつも通りカードを渡して一通り記入し私も並んだ。順番につくと1人減ったので2番目になった。待つこと5分、先ず血圧測定でガラス越しに外を見ると待ち行列が随分と長くなっていた。7.8人いただろうか。血をおくり出す力も加齢のせいか、私より後に並んでいた青年に抜かれ、一人心の中で負けたよと囁いた。帰りに日本赤十字社からタオルと団扇をもらった。その団扇には「20年前に比べて10~20代の献血者数は約半分」と書いてあった。
20年前の記録を見るとその年は1回だけして第15回目となっていた。その後年に1回か2回を繰り返して、平成11年からコンスタントに年に3回1200㏄供給する事となった。続ける事が力だと信じて生きている私にとって今後も出来る限りのことはしようと思う。
いま若い力が必要だとは我々宗教者を含めて様々な世界、社会で叫ばれているが、逆に若者の勢いがなさ過ぎるのではないかと観る。これも政治悪いのか。
いずれにしても若い人たちにまずは献血でもしてみろと言いたい。親から戴いたこの命を動かしているのは血なのだから、その身体に余っている血液を誰かは分からない人のために奉仕するのも布施の行と言えるはず。
まずは献血からどうぞ~。