釈尊降誕会はなまつり法要

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

当山では月遅れの5月8日に、釈尊降誕会はなまつり法要を執り行っております。

「はなまつり」の名前は4月8日頃が桜の見頃、ということから明治時代に新たに付けられたようですが、お釈迦さまのお生まれになったのはルンビニの園(現在のネパール)。
お釈迦さまの母君である摩耶夫人がお産で実家に戻る途中、休んでいた花園でお生まれになったとのこと。
きっときれいな花が咲いていたことだろうと思うと、「はなまつり」の名前もふさわしいく思えます。

ここ最近は温暖化の影響か、5月になると暑いぐらいの日も多くなりました。
花御堂をお飾りするお花ももう咲き終わってしまって・・・なんて心配をすることも増えましたが、かつてはもっと涼しかったのでしょう。
100年ほど前、当山が現在地に移転するかしないかの頃に記録された行事の定めにも「5月8日 釈尊降誕会」と記述されており、少なくとも100年以上の間はこの日に当山の御降誕会が行われていたことがわかります(何らかの中断はあったかもしれませんが)。

本年も変わらず花御堂をお花で荘厳して、5月8日に法要を山主導師にて執り行います。
多くの方のご参拝をお待ち申し上げております。

平成26年5月8日 13時より 於 本堂
※甘茶の接待がございます。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ