日蓮宗栃木県宗務所では、去る3月6日から7日の日程で、「東日本大震災第参回忌慰霊団参」を企画しました。
当山からは住職ほか檀信徒16名の参加があり、栃木県内各寺院総勢120名で被災地を訪れました。
大津波による多数の犠牲者があり、また未だ行方不明の方も多数おられることを踏まえ、
松島湾では遊覧船を貸し切り、横山真康宗務所長を導師に慰霊法要が行われ、僧侶檀信徒により数千枚の散華が松島湾に撒かれました。
なお、撒かれた散華はこの日のために特別に用意した水溶性のものです。
更に、多くの児童に犠牲者の出た大川小学校や、壊滅的な被害を受けた南三陸町内を巡り、ご回向をさせて頂きました。
改めて目にする被災地の姿に一同ただただことばを失い、手を合わせ犠牲者のご冥福をお祈りし、復興を祈念する団参となりました。