去る6月16日、日蓮宗栃木県宗務所による「第1回青少年の集い〜写経会〜」が当山の本堂を会場に行われました。
今回は初めての開催ということで試行的な意味もあり、一般に参加者を募るのではなく、先に行われた「東日本大震災慰霊団参」に参加下さった青年檀信徒の方にご案内してお集まり頂きました。
当日は写経会に先立って、日蓮宗栃木県声明師会による僧侶のための勉強会も行われており、その勉強会に参加した僧侶も共に加わりました。
まず野澤智秀上人(宇都宮市妙金寺住職)から写経の心構えなどの講義を受けた後、それぞれ「宝塔偈」の写経に挑戦。
約一時間、一人一人ががそれぞれのペースで筆を走らせ、緊張感ある静かな時間が流れました。
その後、完成した写経は当山のご宝前に納められました。
一般の方はほとんどの方が写経初体験。静かに写経に臨むうちに自分の内面が表に出るような、そんな体験も出来たとおっしゃっていました。
緊張感漂う時間の後は、近所の食堂にて意見交換会が行われ、僧侶と青年檀信徒がお互いの枠を取り去って忌憚なく語り合いました。
今後は県内各地の寺院を会場にしながら、一般の方にもご案内した上で「青少年の集い」も回数を重ねていく予定とのこと。
予定が決まり次第、当ホームページにもご案内を掲載していきたいと思いますのでご期待下さい。