【仏教用語解説】第10回「祇園精舎」

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様々な仏教用語を解説していきます。
 
第10回目は
「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」
です。

精舎とは、出家者が住まう僧院のことをいいます。

中でも祇園精舎は
お釈迦さまが最も長く滞在し
教えを説かれたことで有名な精舎です。

正式名は
「祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ)」
といいます。

身寄りのない人に食事を給していた(→「給孤独」)スダッタという長者が、
ジェータ(祇陀)太子という人の所有する園林(→「祇樹」)を買い取って
建てたといわれています。

日本では、平家物語の冒頭に登場することでも有名ですね。

「祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり…」

「諸行無常(しょぎょうむじょう)」については
またの機会にお話しさせていただきますね。

それではまた(^^)/

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前の話→第9回「日朗上人」

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第4回「清澄寺」
第5回「目連」
第6回「菩薩」
第7回「摩訶迦葉」
第8回「須菩提」
第9回「日朗上人」

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