昭和の森は、千葉市の総合公園です。
「日本の都市公園100選」に選定されています。
千葉市の中心部から東南に約18km、緑区土気地区に位置する面積105.8ha、南北2.3km、東西0.8kmの市内最大、県内でも有数の規模を誇ります。
公園の西側は、標高60mから90mの下総台地に連なり、東側は九十九里平野と下総台地を分ける高低差約50mの崖地(海蝕崖)に接しています。
展望台(海抜101m)からは、九十九里平野と太平洋の水平線が一望できます。
公園の一部が県立九十九里自然公園に指定され、良好な自然環境が残されているため、四季を通じて草花や樹木、野鳥や昆虫など多くの種類の植物や生き物が見られます。
東京ドーム23個分という広大な敷地には5つのゾーンがあります。
「レクリエーションゾーン」太陽の広場や冒険広場、アスレチックコース。
「展望ゾーン」展望台があります。
「中央林間ゾーン」お花見広場や梅林、アジサイ園など。
「宿泊・野外活動ゾーン」ユース・ホステルをリノベーションしたロッジやキャンプ場。
「スポーツゾーン」テニスコートや野球場、サッカー場、多目的広場。
2006(平成18)年には開園30年を記念し、長さ約109mのローラーすべり台、4つの塔と18点の遊具が連続するアスレチック遊具が完成。
また、主要道路からの出入口も完成し、より多くの人が利用しやすくなりました。
109メートルのローラー滑り台
園内の紅葉広場にある滑り台は、109メートルもある、ちょっと普通の公園にはない大規模なものです。昇る階段もかなり複雑で遊び心に富んでいるから、滑り降りるだけではなく2倍の楽しみがあると言えるでしょう。
徐々に暖かくなるこの時期からは、ジョギングやサイクリングもオススメ。綺麗なピンクに色づいた公園の眺めは、春の訪れを感じさせ、走りをより一層軽やかなものにしてくれることでしょう。なかでも約250本の桜が集中するお花見広場は圧巻です。