災害状況報告と今後の支援について(1/3 21時)

石川2部管内の本宗寺院にて「屋根瓦が落ちる。位牌や仏具、石塔が倒れる」など、大小ありますが多くのご寺院に被害が出ているようです。新潟や富山でも同様の被害報告を受けています。
甚大な被害は石川県奥能登地方(珠洲市・輪島市・七尾市)の寺院で本堂や諸堂、庫裡の倒壊がありますが、全容は把握できておりません。寺族と共に避難所や知人宅での避難生活をなさっている方もいます。
引き続き情報収集に努めますが、個人による被災地への直接の連絡やお問い合わせは現時点ではお控えください。
当会では適時適切な支援活動をすべく、正確な情報共有と発信に留意していきます。

【今後の支援】
①救援物資
ライフラインが停止している場所もあり、水や食料の不足が発生していますが、政府や自治体の支援も始まり状況は刻々と変化しています。被災地への早急な救援物資の手配や送付は最新の情報を得ながら慎重に行ってください。救援物資のミスマッチにより被災地の負担になる可能性があります。

②現地でのボランティア活動
道路が通行止めになっている箇所も多いようです。受入れ状況が整ってからの活動を検討しています。実際に活動する場合はボランティア保険が必須になります。ご自身の加入状況の確認をお願いします。

③募金(寄付金)の勧募について
皆様からの善意を速やかに被災地にお届けすべく準備を進めています。募金(寄付金)には”支援金”と”義援金(見舞金)”があり、当会では青年僧や信頼できる団体が行う支援活動を後押しする支援金を中心に勧募を進める予定です。

※支援金と義援金のお金の使われ方は大きく違います。支援金は被災地への救命・復旧活動に使われ、義援金は被災者への直接の支援(見舞金)として公平に配分します。支援金と義援金の違いについてはコメント欄URLをご参考ください。

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