勉強の秋

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お久しぶりです。

“布研のロッククライマ―”こと、法花堂正匡です。
 
季節の変わり目とはよく言ったもので、夏以来、エアコンが欠かせないほど厳しい残暑が続いていたのですが、ここ数日で急に朝晩の冷え込みが激しくなりました。

少し前までお豆腐といえば冷奴が定番だったのですが、つい先日夕食で湯豆腐が食卓に並んだのを見て正直驚きました。
 
いよいよ秋到来ですね。
 
秋と言えば「食欲の秋」ですが、研修所での生活はついつい運動不足になりやすいので、体重の急増には善処してゆきたいと思います。
 

今回は、布教研修所の常任講師である赤堀正明先生をご紹介したいと思います。
 
赤堀先生は近年新寺建立された常不軽寺の御住職として日々布教活動に励む傍ら、現代宗教研修所の所長としての顔もお持ちであり、御多忙な日々を過ごされております。
 
そんな赤堀先生の御講義のテーマはとても幅広いです。
また、ただ幅広いだけではなく、深い見識に裏打ちされたその講義内容はとても学ぶことが多く、胸に響くものがあります。
 
そのほんの一部をご紹介させて頂くと…
・ITやイノベーションを寺院はどう取り入れてゆくべきなのか
・企業のマーケティングの手法をお寺も取り入れる必要性について
・新宗教の問題
・仏教における「性」の問題
・檀家制度の今後
・宗門の未来
・仏教が説く死後の世界、魂とは何かを経文から紐解く
・釈尊は何を悟られたのか~悟りとはなにか~
 
このような、僧侶としての教学的な常識は勿論のこと、令和を生きる僧侶だからこそ知っている必要がある課題や問題を「現代宗教」の立場から“斬る”(=解説する)赤堀先生の御講義は、布教研修所の講師陣の中でもかなり異色です。

正直、拝聴していて耳が痛くなるお話もありますが、今の日蓮宗僧侶に足りないものは何か、どうすれば変化の激しい時代の中でも生き残っていけるのかという課題は、遅かれ早かれ私たちが直面しなければならない問題であり、まさに今、布教研修所で学べることを大変ありがたく思っております。
 
そんじゃそこらの人には語れないであろうディープな話が聞けること…
それこそが布教研修所最大の魅力なのではないでしょうか。
 
そびえたつ 課題の山も なんのその 努力努力で よじ登る日々 
以上、ロッククライマーがお送りしました。
 

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