LINE法話「仏の心を見る」

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は季節に関わらず鍋を食べることがとても好きです。しかし小さいころからシイタケが得意ではありません。好き嫌いなく食べられるのが何よりですが、誰しも食べ物に得意不得意があるのではないでしょうか。

そして同じように人間関係においても得意不得意はあるものではないでしょうか?
あの人は少し苦手だなあ…。その感情が大きくなると、あの人は嫌いだなあ…。もっと大きくなると、あの人は憎らしいなあ…。

そう思ってしまうこともあるかもしれません。
苦手な人に皆さんはどのように言葉をかけ、どのように接していますか?
ついつい心無い冷たい言葉をかけてしまったり、ぞんざいな態度をとってしまってはいませんか?

その人の幸せを祈ってあげることはできていますか?

苦手だなあ、嫌だなあと思う気持ちや、憎しみの気持ちに飲まれてしまうと、その気持ちは知らず知らずに大きくなり、そして相手や周りの人たちへ伝染をしてしまいます。

法華経には常不軽菩薩という菩薩が登場します。

この常不軽菩薩が行っていた修行は、どのような人間に対しても分け隔てなく、出会う度に「私はあなたを敬います」という思いを向け、手を合わせて合掌をし、頭を下げ、礼拝する。それは憎しみや敵意に満ち溢れていたとしても、相手の心の中にある「仏のこころ」を見ることが出来ているからこそ、敬うことが出来るんです。仏のこころとは、仏様になれるこころ。何事にも動じず、おだやかで優しいこころ、幸せなこころです。尊いこころです。この心は誰しもが持っているんですよ。そう法華経では説かれているんです。

自分の心に嫌だな、憎たらしいなと思っても、また、相手が自分を憎たらしいなと思っていても、「あなたは尊い」とその人の幸せを祈ることが大切なんです。

皆さんが、苦手な人の幸せを祈ることが出来ますように。そしてあなたに幸せが訪れますように。

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