勉強の秋?

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか??
季節の移り変わりは早いもので毛布が必要な季節?になりました。
さて、布教研修所での生活も残すところ2ヶ月を切りました?
布教研修所の公式Instagramでは外部研修を主に取り上げていますが普段、布教研修所では月に一回程度、5人の常任講師から講義を受けています。
本日はそのお一人である岡田文弘先生について紹介していきたいと思います❗️
岡田文弘先生は岡山県、妙興寺副住職を務めながら、身延山大学にて特任講師の職に付き、主に現代宗教や日蓮聖人の御遺文について教えてくださっています。
布教研修所では日蓮聖人の著された五大部(開目抄・観心本尊抄・立正安国論・報恩抄・撰時抄)?について、五日間で五大部を学ぶ、常軌を逸したペースで講義を賜っております。
岡田先生の講義は難しい御遺文をただ読んでいくのではなく、日蓮聖人の心情を考え、「なぜ?」当時この内容を書かれたのかを読み解いていくため、より理解を深めることができます。
 
また、今回のブログを担当している私は何を隠そう、身延山大学にて岡田先生のゼミ生でした。今、布教研修所でも講義を受けていると考えると先生との「縁」を強く感じます。
ここまで、難しく先生の紹介をしてきましたが、ここからは私が知りうる限りの岡田文弘先生についてお伝えできたらと思います。
岡田先生は東京大学卒業後、同大学院にてインド哲学を学び、ハーバード大学の研究員として派遣された実績もある、今後の宗門を背負って立つ若き教学界のエースです。
そんな先生は固いイメージを持たれがちですが、普段は本当に優しく、音楽の話で盛り上がります。
ある日、私が卒業論文の指導に先生の研究室に行った際、指導後に昨年流行したドラマの話で盛り上がったことを今でも覚えています?他にも先生はよく、「手越祐也と同い年」と言って生徒を笑わせてくださいます。
また、私が先生の担当外の英語を勉強している時も忙しい中、教えていただいたこともありました。
大学時代はそんな、ユーモア溢れる指導をしてくださいましたが、布教研修所ではさらにそこに仏教のエッセンスを交えながら楽しい講義をしてくださいます。
宗門の次世代を担う講師先生に少人数で教えてもらえるのは布教研修所だけだと思います。
私は、素晴らしい講師陣から教えていただいたことを研修修了後に活かせるよう、研鑽を重ねていきたいと思います。

佐々木智章
 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ