皆様こんにちは。研修員の松下明潤です。
さて、今週の布教研修所は「武生大満喫&秋の帝都ゆるゆる散策ツアー」と題して、3泊4日で福井・京都研修旅行にいってまいりました!
1日目。実相閣を朝出発し、みんなで新幹線に乗り武生に向かいました。お昼は名物の越前おろしそばを堪能した後、福井県立恐竜博物館に観光にいきました。中はとても広く、たくさんの化石と恐竜に出迎えられました。恐竜の模型は細部に至るまで忠実に再現されていて驚きました。1体1体がとてもリアルに作られていて、ジュラシックパークの世界を体感しているようでした。化石の形をした大判焼きも美味しかったです。
2日目。今回の研修旅行最大の目的である、坂井是真副主任先生の御自坊である妙智寺様の御会式に出仕させて頂き、研修員全員が法話も務めました。本堂を参拝した時、まず何よりも、坂井先生を現しているかのような御宝前に感動致しました。普段から坂井先生がおっしゃっている信仰心、仏様への礼拝のお気持ち、そのすべてが御宝前に現れていたと私は感じました。今回の御会式が、第56回日蓮宗布教研修所として全員で出仕することができる最後の法要でした。ここで全員揃って法要に出仕させて頂ける喜びとその感謝の気持ちを込め、法要に臨みました。妙智寺様は、私達が研修を行っている本土寺様でお生まれになった日像上人が開かれたお寺ということもあり、こういった縁の中で御会式に出仕させて頂けたことは感慨深かったです。最後に相応しい、とても素晴らしい法要になったと感じました。
法話といいますと、私は吹奏楽部の皆さんの前で法話させて頂きました。中学生の女の子達に対して話すのは、いつもと違い新鮮で良い経験をさせ頂くことが出来ました。下土井研修員と伊久美研修員は2人で掛け合いの法話に挑戦しました。最年少コンビの息のあった掛け合いで、会場はあっという間に二人の空気になり、大盛況でした。鴻巣研修員・原研修員・工藤研修員は「鬼子母神弟子入り祈祷」を受けた子供たちに法話を行いました。子供にも分かりやすく、絵本を使うなどそれぞれが工夫をこらした、いつもとはひと味違った法話を行いました。
1日を通して、住職としての坂井先生のお姿を見せて頂き、感銘を受けるとともに大変勉強になりました。
3日目。この日は武生から京都に移動して、午前中は錦市場をぶらぶらし、午後からは日蓮宗本山をめぐるツアーに参加しました。研修員が各寺院の説明を行い、ガイドの大西さんの説明もあり、とても楽しく充実した1日となりました。
4日目。最終日は三十三間堂、伏見稲荷神社を参拝しました。三十三間堂は、時間をかけてじっくりと拝観することができました。伏見稲荷神社は紅葉がとても綺麗でした。
4日間、大変有意義な充実した研修旅行となりました。
いよいよ研修も残り1週間となりました。最後まで貪欲に学んで参りたいと思います。
次回もお楽しみに!