皆様こんにちは第56回日蓮宗布教研修所研修員工藤修也でございます。
10月に入り、朝晩は寒いと感じる日が多くなりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
と言っている私は季節の変化についていけず、風邪をひいてしまいました。
皆様お気を付けください。
10月2日は、青森県青森市の蓮華寺様で開催されました「日蓮宗布教専修師会 平成29年度 定期総会」に参加させていただきました。
「布教専修師」とは、日蓮宗布教研修所の研修期間を修めると頂ける資格で、布教専修師会の参加者は全員布教研修所の先輩方です。
総会では、諸先輩上人方の前で、自己紹介をさせて頂きました。
自己紹介を通して、残りの研修期間に向けての志をお話させていただき、新たな誓願を立てさせていただいた心地でした。
総会後には、先輩上人方ともお話させていただく機会ありました。
日蓮宗布教研修所は、今年で第56回。
なので、先輩方にも様々な年代の方がおられ、その活躍の場面も多岐にわたっておられます。
先輩方とお話をさせていただき、あと2か月で同じ布教専修師になることに、正直不安を抱きつつ、総会の自己紹介で発した決意を胸に残り3分の1になりました研修期間を精進していかなければと思いました。
そして一晩明け、青森観光!!
...と行きたいところですが、研修中の身。
東京へと戻り、10月3日~4日は日蓮宗宗務院で行われました「平成29年度実践布教研修会」に参加いたしました。
研修会では、日蓮宗での布教方針、我々僧侶としてのあるべき態度、そして法話の作り方、高座説教を学び、4班に分かれて「合掌」、「お通夜・法事での法話」を各班で作成、代表者の発表を行いました。
講義・講演では、我々の「僧侶として生きる」こと、「お檀家様に法を説く事」について、もう一度教えていただき、襟を正していただきました。
また、複数人の様々な経験を持つ方々と一緒に法話を作ることで、自分一人では考えつかない話の組み立て方や、話し方を学ぶことが出来ました。
布教専修師会、実践布教研修会、それぞれの研修で自分が目指す僧侶の姿、心構えと技を示して頂きました。
今回学ばせていただいたことをしっかりと胸に残り2か月間がんばろう!
そう思った矢先に風邪をひいてしまいました。
先生方や他の研修員に迷惑を掛けてしまい大変申し訳ないですが、これも「心・技・体のすべてを大切にしてこその修行である」という教えと捉え、今後の研修並びに僧侶としての人生に生かしていこうと思います。
それでは次回もお楽しみに!!