「僧侶としてのプライドをもって対応を」 第37回 法儀声明講習会

3月27日(水)本山 弘法寺(市川市真間)にて千葉県北部声明師会主催「法儀声明講習会」が執り行われました。
37回目の今回は、オフィスミライング代表・大本山池上本門寺顧問 伊吹晶夫先生を講師に迎え、僧侶として、社会人として心得るべきマナーを中心に講義をして頂きました。
伊吹先生は、三越日本橋本店の外商で多くの要人を顧客に常にトップセールスとして活躍された経験を元に、参加者に社会人としての基本的な挨拶の仕方、お辞儀の作法、電話応対等を指導。その上で僧侶として檀信徒との接し方について、多くの顧客の心を掴んだ「伊吹流接客術」の極意を解説して頂きました。
我々僧侶は法要所作だけでなく、日常生活においても、檀信徒から「360度」見られている。日蓮宗僧侶としての覚悟とプライドを持って檀信徒の心を掴む対応を常にして欲しい、という伊吹先生の熱弁に、講習会後も参加者からの質問が絶えず、大変有意義な講習会となりました。

NEXT

一覧へ