寺子屋開催中(&香りのお話)

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 こんばんは。副住職です。

 今日は子どもを対象とした寺子屋2日目でした。大久寺の寺子屋では、教材を用意していません。各自がそれぞれの課題を持参します。学校の宿題や通信教育の教材、塾のテキストなど、内容は様々です。中には、小学1年生で3桁の足し算を解く生徒も...いやはや末恐ろしです。

 前回までの寺子屋は、学校や塾のお勉強を教えるだけでしたが、今回からの試みとして、お寺・仏教・日本の風習に関するお勉強も取り入れてみました。今日はその体験学習ということで、ろうそくのつけ方・お線香のつけ方・お焼香の仕方を実践です。火を使うので、低学年の子は高学年の子と一緒に行ったりと、みんなで助け合い、とても良い経験になったのではないでしょうか。

 ちなみにお線香もお焼香も香りを仏様に捧げるものです。古来から、仏様は香りを召し上がると言われており、仏様に捧げる香りを「香飯(こうはん)」と言います。皆さんも、お墓にお線香をお供えしたり、お焼香をする際は、「ご飯をどうぞ」という気持ちを込めてみてはいかがでしょうか。

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