2024/11/01
2024/11/01
2024/10/31
当山は、山梨県身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)を総本山とする日蓮宗寺院です。その開闢(かいびゃく)は、江戸時代初期の元和元年(1615)、開山は本是院日厳(ほんぜいんにちごん)上人と伝えられます。
慶長14年(1609)、下谷坂本(現、台東区根岸)界隈へ巡錫(じゅんしゃく)した本是院日厳上人は、当地の鎮守堂(ちんじゅどう)に参籠(さんろう)すること7ヶ月、元和元年(1615)3月28日に同地に一宇を建立いたしました。これをもって、当山の開創と定めております。
天保12年(1841)、火災により焼失したため、当山の沿革・由緒はほとんど明らかではありません。安政2年(1855)には震災を、翌3年(1856)には暴風を被り、重ねて明治期の廃仏毀釈運動によって、殆ど廃寺に瀕する状態となりましたが、その後、明治15年(1882)に32世の俊中院日雅(しゅんちゅういんにちが)上人により当山は再興されます。
大正12年(1923)の関東大震災および昭和20年(1945)の東京大空襲には大禍ありませんでしたが、隣接する言問通りの道路拡張工事にともなって、昭和46年(1971)に現在の堂宇に改築され、今日に至っております。(文責 髙森大乗)
Yodenji-vihara is a temple of the Nichiren Sect of Buddhism with Minobusan Kuonji as its head temple in Yamanashi Prefecture. It was founded in 1615 during the early Edo period (1603-1868) by Rev.Honzein Nichigon.
In 1609, Rev. Nichigon went around the area of Sitaya Sakamoto (present-day Negishi, Taito-ku, Tokyo) to proselytize. He stayed for seven months in a hall where a local guardian deity had long been enshrined, and on March 28, 1615, he built a temple on this site. This is regarded as the founding of the temple.
Since it was destroyed by fire in 1841, the history of the temple is almost entirely unknown. Unfortunately, the temple was damaged by an earthquake in 1855, by a storm in 1856, and finally by the movement to abolish Buddhism in the early Meiji period (1868-1912), which almost led to its closure.The temple was later rebuilt in 1882 by the 32nd Rev.Shunchuin Nichiga.
The temple was not severely damaged in the Great Kanto Earthquake of 1923 or the Tokyo Air Raid of 1945, but when the adjacent Kototoi-dori Avenue was widened in the 1970s, the temple was reconstructed into its current hall, which remains in use today. (Responsibility for the text:Daijo Takamori)
日蓮宗法住山要傳寺サイトにようこそ。
本サイトでは、要傳寺の由緒・歴史、仏教の基礎知識や日蓮宗の教義、仏事の基本をはじめ、寺の年中行事のお知らせや事業案内、機関誌の紹介などを掲載しております。
当山にまつわる古記録や区の文化財指定を受けている祖師像、江戸時代の清正公信仰・浄行菩薩信仰、芝居や映画にもなった「おはつの物語」、池波正太郎の時代小説に登場する要傳寺、テレビや雑誌などのメディア関連記事ほか、地域情報も満載。また、YouTube動画も配信中。
是非、ご高覧ください。
ブログ
🆕信長暗殺の黒幕「羽柴秀吉」説~NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にからめて~
2024/11/01
令和8年(2026)放送の第65作NHK大河ドラマ[『豊臣兄弟!』]は、天下人の弟で天下一…
ブログ
2024/11/01
本年(令和6年)の要傳寺開闢410年にあたり、このたび当山檀徒の[株式会社中村印刷所] 中…
地域情報
2024/10/31
吉原で生まれ育ち、葛飾北斎・喜多川歌麿などを世に送り出した「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の…
イベント・活動
🆕荒川ふるさと文化館企画展「鋳造のまち日暮里―銅像の近代―」のお知らせ
2024/10/20
東京都荒川区には、伝統工芸技術分野の区無形文化財である鋳造の職人が多く在住し、[菓子満]氏…
ブログ
🆕蔦屋重三郎と東洲斎写楽~NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」先取り~
2024/10/17
2025年放送予定の第64作NHK大河ドラマ「[べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~]」は、喜多川歌…
地域情報
2024/10/14
令和7年(2025)の第64作NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」放送を機に、こ…
〒110-0003 東京都台東区根岸3-4-14
① 電車の場合(JR線利用)
JR鶯谷駅下車徒歩約3分
(1)JR「鶯谷駅」南口(JR上野駅寄り出口)下車。
(2)改札を出たら左手へ進む。
(3)坂を下って突き当たった言問通り沿いの寺が要伝寺。
② 電車の場合(地下鉄日比谷線利用)
日比谷線入谷駅下車徒歩約7分
(1)日比谷線「入谷駅」の上野駅寄り出口を下車。
(2)階段を上って地上に出たら、右(言問通りをJR鶯谷駅方面)へ進む。
(3)都営バス下谷2丁目停留所を越した最初の角を右に折れれば、はす向かいが要伝寺門前。
③ 自動車の場合
首都高入谷ランプより車で約5分
(1)首都高速道路1号線下り入谷ランプ下車。
(2)次の信号を左折。
(3)3つ目の信号(突き当たり)を左折。
(4)言問通りへ出る手前右側が要伝寺門前。
正式名称 | 法住山 要伝寺(ようでんじ) |
---|---|
住所 | 〒110-0003 東京都台東区根岸3-4-14 |
駐車場 | 3~4台(近隣にコインパーキング有り) |
電話番号 | 03-3873-5414 |
公式サイト | https://www.ne.jp/asahi/lotus/yodenji-vihara/ |