毎年行われている県内の日蓮宗信徒青年会総会が今年は大村市で行われました。
今年で10年目となるこの大会は、各寺の青年部に、よりお寺に関わってもらい、
日蓮宗の歴史・伝統、そして仲間との親睦・縁をきっかけに、より信仰を深めて
もらおうと開催されたのが始まりです。
第1回は大村・本経寺様において、故・立川談志師匠をお招きしての開催でした。
あれから10年。県内各地を廻り、現在では1泊2日の研修を兼ねた総会となっています。
今年は記念の10回目。最初の地大村に戻り、昨年寺号公称を受けられた大法寺様にて開催。
生まれたての新しいお寺で、県内から多くの信徒が集まったという御縁、
そしてこれから共に成長し、お寺も育ててもらいたいという、松本代務住職のお話が印象的でした。
総会の後は研修会。
若手僧侶による法華経講義。またスクールカウンセラーを行っている僧侶の体験談をもとにした
講義など、子供を持つ信徒青年にとって身近な問題に対する講演を行い、
法華経・お題目信仰の大切さをお伝えしました。
夜の懇親会では、同じ市内の妙宣寺子供万灯会による「万灯披露」
今年のお会式でお話しさせて頂いた妙宣寺様の子供万灯ですが、
熱心に太鼓を打ち、一生懸命万灯を回す子供たちの姿に
こちらも励まされ、これからの寺院を盛り立てて行こうという信徒青年の熱気を感じました。
これからも、各寺の檀信徒・信徒青年が盛り上がり、
県内・全国・世界へとお題目信仰の輪が広がっていくように
僧侶自身も、もっと頑張らねばと感じた大会となりました