去る8月26日から2泊3日の日程で島原地区修養道場を開催。
今年で35回目となる修養道場に、28名の子供たちが参加してくれました。
初日は、レクレーションや仏前・礼儀作法、仏様の話を行い、落語や数珠つくりも行いました。
また、「ほうろく」の祈祷を行い、もぐさをのせた鍋を頭に乗せ、暑気払い、頭痛封じと発育祈願を行いました。
2日目には、今年23回忌を迎えた雲仙普賢岳噴火災害殉難者の慰霊と、
現在も火砕流の爪痕として保存されている大野木場小学校跡を見学。
当時の消防団長、石川さん(当寺総代)より、その時の様子や貴重な写真を見せていただき、
まだ産まれていなかった時の出来事に、参加者も驚いていました。
午後はソーメン流しやプールやバーベキュー、花火大会やすいか割など楽しい時間が盛りだくさん。
あっという間の3日間でしたが、子供たちの「また来たい」という声が一番の励みになります。
今回の参加者の半分は、その親が子供の頃修養道場に参加していた、いわば2世たち。
伝えることの重要さと、世代を超えて教化されてきたこれまでの歩みが
今回の2世参加者になっていると感じ、ますます、その大切さが身に染みました。