読誦会と書き、どくじゅえと読みます。
妙國寺に大変ご縁の濃いお寺である、南国市細勝寺様にて読誦会が行われました。
「諸経の王である法華経、その法華経の肝心である寿量品」と多くの先師が仰っておりますが、その肝心の妙法蓮華経如来寿量品第十六を三十回お読みいたしました。
細勝寺様ご住職が7年ほど前から「読誦会がしたい」と仰っておいでで、それが三年前に結実し、本年で3回目になります。
教化センター四国を通じて、四国のお上人にご連絡いたしましたところ、総勢15名のお上人が集まってくださいました。
三十回読むとなると、3時間以上かかります。
また、他県からいらしても交通費は自己負担ながら、皆様「思い切って御経を読む機会はなかなかないから大変ありがたい」と仰っていたのが印象に残っております。
本年はご住職の熱意が檀信徒の方にも伝わったのか、お檀家様もたくさんおいででした。
1回目はどなたもいらっしゃらなかったことを思えば、やはり「御経を読む」功徳を感じることができました。