檀信徒青年リーダー研修会

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2月23日24日と東京池上の宗務院で開催され、高知県から5名様もご参加くださいました!

まずは日蓮宗全国檀信徒協議会会長の池上幸保様(池上本門寺様、大坊本行寺様ができあがる基礎を作った池上宗仲公の子孫の方!)のご案内で池上本門寺様の諸堂参拝、大坊本行寺様の諸堂参拝!


引率や運営のお坊さんも10名ほどいたのですが、
「本門寺様にも大坊本行寺様にも何回も来てるけど、ここに来たのは初めて」
という声が聞こえるほど、普段はなかなか伺う事のない、歴史の裏話や、非公開のお部屋を拝見できた貴重な機会となりました。

その後は「2人からはじめられる万灯」ということで、具体的に万灯の組み立て、太鼓の実習、纏の実演。。。と、椅子に座って万灯の歴史を座学でも勉強しましたが、それよりも!実際に目で見て、触って、自分たちで演奏して、ミニミニ万灯行列をやる。。
という壮大な日程でした。

正直申しまして、関東以外、ことに四国の高知では万灯を実際に見た方も少なく、今すぐに!大勢で!!万灯を創めることは難しいかもしれない。


しかも、お坊さんだけが旗をふっても難しい。。
しかし、お檀家様、お寺にご縁のあるご信者様のご協力を得ることで始められることもあるはず。


ひとつのお寺では難しくてもいくつかのお寺、高知県として始められることもあるかもしれない。
 
お坊さん目線だけでなく、檀信徒目線からのご意見を伺い、取り入れることで予算や人数が豊富でなくても始められる事があることを教えて頂きました。


お檀家様の熱意を形にしたい!

そのためにも、懸命にお檀家様を引っ張って行かなければならない!
と思っておりましたが、思い上がりも甚だしいと気がつかされました。


写真のように、机の上でもお数珠を清らかな布の上に置く。
 
誰かに何か言われたわけでもないでしょうし、おそらくご信仰の思いが形になったものだろうと思います。
 
お坊さんがお檀家様を引っ張るのではなく、一緒に手を取り合って、菩提寺と管区を元気にしていく!

その心がけが大事だと改めて気がつくことができた研修会となりました。

 

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