呼応する

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5月19日(土)愛知県三河の長満寺様に高座説教の機会をいただき、「いのちに合掌」と題してお話に伺いました。

長満寺様副住職と、高座説教の教育機関である布教院でお会いしたことがご縁で、この機会が実現しました。

妙國寺のお会式には副住職様に高座説教においでいただきます。


感謝でも挨拶でもない合掌が日蓮宗の「いのちに合掌」であり、そのことを推し進める。

このことが本年度の日蓮宗の布教方針です。

お坊さんとして理解して、それをいかにお檀家様にわかりやすくお伝えするか。。

悩みに悩んだここ数ヶ月でしたが、大変勉強になりました。

宗務院で色々と仕事させていただきながら、今までになかった考え方をいただいたり、先輩に色々と相談に乗っていただき、ようやくこの日を迎え。。

うれしかったことに、お説教が終わって着替えておりましたら、お一人のお檀家様が控え室まで訪ねてくださって、

「とても悩んでいましたが、明日からは優しくなれそうです」

と涙ながらにお話しくださいました。

各地にお説教に伺っていますが初めてのこと。。

しかし、それも長満寺様で高座説教を復活してくださっていて、お檀家様に「聴聞する心構え」とでも言いましょうか、下地があった上でのことだと思います。

とても熱いまなざしで聴聞してくださったからこそ、こちらも想いを伝えられたのだと思います。

今回の経験を糧に、6月、7月とお説教の機会をいただいてますので、精進したいと思います!

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