とことん読みつくす

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9月4日5日、高知県で中四国9県の勉強会である「教学研修会」が開催されました。

日蓮宗のお坊さんですので、法華経や日蓮大聖人の御文書には日々触れております。

しかし、日々の法務に追われ、その成立史や歴史的背景など、「教え」としてのお経の読み方以外にも、お坊さんとして知っておくべきことはたくさんあります。

しかし、大学をひとたび離れると、時間的制約、文献が身近に少ない。。などなかなか専一に勉強することはできません。
もちろん、本来、どれも言い訳にはならないことですが。。

しかし、このような研修会に出ると、大学で専門にされている先生方から短時間に多くのことを勉強できます。

先生方が膨大な時間と、書物によって培われた成果を惜しげもなく教えてくださいます。

特に、今回の講師は副住職泰雅にとりましては、北海道大学時代の恩師が来高ということで、学生時代を思い出したり、あらためて先生にお会いして、刺激を得ることができました。

直接、お檀家様にお伝えすることはもしかしたらないかもしれない内容の講義ですが、何事も知識があれば、おのずと「厚み」が出てくると思います。

その「厚み」が法話での説得力等につながると思います。

お坊さんはやはり「生涯勉強」です!!!

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