71年前の7月4日未明
高知大空襲がありました。
市街地を流れる鏡川に多くの方が水を求めて入り、いのちを落としました。
そして、多すぎる遺体は下記写真の要法寺様の境内に並べられたそうです。
その境内地にて法華経の功徳を捧げます。
そして、多くの方々が飛び込んだ鏡川にかかる、橋から僧俗続一体となって千枚流しをいたします。
千枚流しはお題目が書かれた小さな水溶性の和紙を1000枚束ねたものを、1枚1枚流します。
全部で10000枚のお題目をお供えいたしました。
晴天の中、15時に開始された行脚ですが、アーケードを通っている最中、にわか雨が降りました。
戦没者の方々が求めた甘露の水、法雨といったところでしょうか。
戦後71周年。
亡くなられた方々には供養を捧げ、今を生きる方には供養を捧げる大切さを伝え続けていきたいと思います。