今回は水質日本一の仁淀ブルーのすぐそばのお寺善法寺の記事です
善法寺のある仁淀川町池川の町歩きに参加して来ました
今回は地質学者の方と一緒に。。。
なぜそこで川が蛇行しているか?
なぜそこに街が発展しているのか?
それをプレートレベルで説明して頂きながらまちを歩きます
普段普通に歩いている土地のすぐ下にはオーストラリアの珊瑚の化石があったり、
7,000年前の桜島噴火の火山灰の地層があったり、
数千年、数億年レベルでのお話でした
そしてこの川の写真、手前に段々が見えますが,、これも地層の話
清流は数多くあれど、この仁淀ブルーは地層のなせるワザであることを教わりました
複雑な地層ゆえミネラル分も多く味も良い
だからこその仁淀ブルー
ただ田舎にあるからという理由ではないことで、仁淀ブルーの価値を教えて頂きました
お寺の歴史はお話しできます
しかし、お寺のある地域の説明ができるか?
そこにお寺がある理由を語ることができれば、もっともっとご参拝の方にご満足頂けるのではないか?
新しくお参り頂く方の誘致につながるのではないか?
3年前に高知の勉強会で尾藤先生に教えて頂いたことをようやく形にすることができました
そのときの様子はコチラ
↓↓↓
https://temple.nichiren.or.jp/6091003-myoukokuji/2016/06/id1047/
そしてお勉強の後はそのお勉強がいかに実生活で役に立つかの実地での勉強!
高校時代、サインコサインタンジェントがどう実生活に役に立つかわからずにいた自分ですし、数億年の地層の話がどの様に立つかわからなかったですが、そんな不安も払拭です
仁淀川の川縁で石を見ます
色によって数千年前のもの~数億年前の物まで。。
これほど色彩豊かな渓谷は滅多にないとのことです!
そしてその中からプレート代わりになる熱伝導の良い、保温の良い石を選んだり
お鍋のなかに直接入れて温める石を選んだり
石でお肉を焼いたのは初めてですが、全然ひっつかないし、低温調理のように柔らかく仕上がり、遠赤外線が豊富なので、ふっくら仕上がります!
そして川風が気持ちいい!!
仁淀川町への観光客誘致の実験イベントでもあったので、川縁で藁焼き鰹たたきもやりました
自分で焼いてみる藁焼きたたき楽しい!!美味しい!!!
人口は少ないし、減っていく見込みしかないし、高知空港から車で2時間かかります
でも、そこには「そこに行ってしか味わえない価値がある!」
いくらお金をつんでも地層は作れないし、清流は作れません
そんな立地あるお寺としてできることは何か?
参加者の皆様と意見交換もできた素晴らしい町歩きとなりました