5月25日
善法寺を登録有形文化財に推挙してくださった、高知文化財研究所代表溝渕様が案内するご一行が善法寺に来てくださいました。
溝渕様のお話は大変わかりやすく、恥ずかしながら私も始めて聞くことばかりでした!
長押がある
柱が面取りしてある
木目ではなく柾目の天井板が使われている
その天井板も段違いである
以上のことからもとは客間であったこと
客間が八畳二間もある家は、明治初期は相当の富裕層の家であったこと
障子欄間の細工がとても細かいこと
瓦が輪違いの演技柄(和誓いに通じる)であること
舟肘木が使われていること
他の家と違って左瓦が使われていること
梁が非常に長く、それは高知が梁の一本柱自慢の土地柄の名残と考えられること
などなど。。
素人にもわかりやすく教えてくださり、なおかつ、今後、善法寺に来てくださる方にどんどん自慢していきたいと思いました。