昭和20年7月4日未明、高知大空襲がありました。
その悲惨さを風化させないために、そして戦殁者の方々にお題目による追善のために、高知県宗務所は今まで7月3日に唱題行脚を実施しておりました。
本年は少し趣向を変えまして、高知市主催の慰霊祭にあわせて行脚をすることにしました。
戦殁者の方々への追善はもちろんのこと、今を生きる方にも寄り添いたい!
高知県宗務所では例年唱題行脚中に、教箋とハンドタオルをお配りしています。
慰霊祭参列の方々にもハンドタオルの供養と、教箋によりお題目の心を届けたい!
との想いからでした。
しかし、台風直撃により行脚は断念。。。
教化センター四国より参加していただきました愛媛県のお上人と、お檀家皆様と妙國寺本堂にて法要を厳修することになりました。
場所は離れていても、戦殁者の方々には供養の誠を、今を生きる戦争遺族や戦争体験者の方々には寄り添いの慈悲の誠を届けるべく、皆で一生懸命法要に取り組みました!