日蓮宗らしさ

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2月11日建国記念日

横浜市の上行寺様のご祈祷会に呼んでいただきました。

上行寺様は平成28年の妙國寺のお会式に来ていただいた倉多上人のいらっしゃるお寺です。
その時の様子↓↓↓
https://temple.nichiren.or.jp/6091003-myoukokuji/2016/11/id1173/#!prettyPhoto

初めて伺ったお寺ですが、歴史もあり、そのたたずまいも趣ある、素晴らしいお寺でした。

そこで、水行もさせていただき、ご祈祷です。

ご祈祷の前に「伽陀」という聲明を歌わせていただきました。

聲明は平たく申し上げると「歌」です。

お経に楽譜があるようなものですね。

その聲明には日蓮宗の法要を修するうえで必要不可欠なものと、時代とともに歌われる機会の少なくなってしまった歌もあります。

今回は初伽陀(しょかだ)という、最近の法要ではなかなか歌われることのない聲明を歌うという機会を頂戴しました。

佛さまの徳を讃え、道場を荘厳する歌を歌っている中、お題目を唱えるお上人がたの入堂は、胸を打ちます。

控室から聞こえてくる法要に出仕なさるお上人がたが唱えているお題目が、いつしか本堂中がお題目で満たされ、とても感動的でした。

日蓮宗の木剣修法も、日蓮宗聲明も、日蓮宗らしさが出る、どちらもすばらしいものだと思います。

それらが和合し、「お題目を唱えるてありがたいな」
「お題目のご縁で横浜まで来させていただいているんだな」

と、しみじみ感じる法要祈祷会でもありました。

法要終了後には、少しだけお話しさせていただく機会も頂きました。

2年前に妙國寺でしていただいた、高座説教のご恩返しと思って伺いましたが、結局、緊張してしまい、その万分の一もご恩返しができず。。。

まだまだ、聲明も法話も修練が必要だということを痛感です・・

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