5月11日、久しぶりに身延山久遠寺様に伺いました。
日蓮宗のお坊さんになるためには信行道場という35日間の修業期間に行かなくてはいけません。
その信行道場に伝道推進委員としてお話をしに行く機会を頂戴いたしました。
伝道推進委員会では宗門運動スローガンを「いのちに合掌」に据えた、「立正安国・お題目結縁運動」のための研修会を様々に開催しています。
これから新たにお坊さんになる人に
宗門運動とは何か?
なぜ日蓮宗が「いのちに合掌」をスローガンにしているのか?
少しでもお伝えすべくお話しにまいりました。
35日間の結界修行の中のことですので、多くは語れませんが、自分が12年前にちょうど道場に入っていた時のことを懐かしくおもいだしました。
10日に身延山に入りまして、11日の朝のお勤めに行く道場生を追いかける形で参拝いたしましたが、何ともすがすがしい気持ちです。
朝もやの中で始まった朝勤でしたが、道場生の団扇太鼓の音が聞こえなくなるころにはすっかり青空に!
身延のお山には太鼓の響きと、木鉦の音がよく似合います。