『宗報4月号』ですでにご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、6月8日からの1泊2日の日程で研修会が池上宗務院にて開催されます。
下記要綱にて開催されます。
写真の3講師陣を迎え、
ご覧のスタッフを中心に皆様とグループワークにて、疑問や悩みを吸い上げて、先生方にご指導賜る予定です。
宗報をご覧くださいまして、お誘いあわせの上、ご参加ください!
池上にてお待ちしております。
上記の補足です
まずは、お寺・お坊さんの周りにあるハード面の研修
住職という名が示す通り、お坊さんの多くはお寺に住まわせていただいております。
そうなるとお坊さんにはお寺は「日常」ですが、来訪者には「非日常」の連続です。
金や朱で荘厳された本堂や仏像、目的や名前もわからない仏具の数々
屋根の作り、庭の作り、衣や袈裟。。
それは「何のためにあるんですか?」と聞かれたときに、仏教用語、専門用語使わずに、いかに平易に説明できるでしょうか?
すべてのことに「正解を暗記」するのではなく、歴史や形を深く学ぶことで、「自分の中で咀嚼した理解を深める」ことで、自分の言葉で「お寺」を説明できるようになっていただきたいと思います。
次に、お寺・お坊さんの周りにあるソフト面の研修
「法号について」
昨今では導師一人が勤める葬儀が増えてきております。
昔は先輩の引導文や、法号を見聞きして勉強する機会もありましたが、その機会が減っている管区もあるようです。
法号辞典等もありますが、それ以前の基礎知識として法華経信者に相応しい字選、男女別、年齢別等で相応しい字選等をあらためて学ぶ機会にしたいと思います。
「これだけは知っておきたい葬儀の基礎知識~椅子席・独葬~について」
椅子席・会館での葬儀、法要は急激な広まりを見せ、その所作等は発展段階と申せましょう。
座学として、椅子席、導師一人での葬儀について学んだあと、実際に宗務院講堂にて上田声明導師ご指導の下、伝道推進委員が導師を務め模擬葬儀を行います。
これらの研修を通じて、今不安に思うこと、悩んでいることを、管区を超え、世代を超えて語り合う分散会もあります。