6月5日、6日と出雲市で第38回中四国教区教化研究会議が行われました。
本年は出生前診断について、勉強いたしました。
医学、化学は日進月歩で我々の想像を超える勢いで進化しています。
その中で私たち宗教家のできることは何か?
僧侶のできることは何か?
お坊さんは男性が多く「出生前診断」と申しても、イメージが先行してしまい、正確なところはあまりわかっていない中、医学的にどういう行為であるかを学び、それを踏まえて、宗教家としての役割を検討いたしました。
簡単に答えの出る問題ではないですし、すぐに男性として、男親として、あるいは住職として、友人として、明確な意志を確立するのは難しいかと思います。
それでも、現代を生きる皆様に寄り添った活動のできる僧侶であるために、アンテナを張って色々なことに向き合いたいと思わせてくれる、大変良い機会になりました。