⭐️【長崇山(池上 大坊)本行寺】(東京都大田区)
🪷日蓮宗本山紹介・5
“池上宗仲公”の舘跡(池上氏館)に建てられた寺院で、日蓮聖人が亡くなられた霊場になります。【池上本門寺】の子院ですが、『日蓮宗』本山(由緒寺院)の一つになります。『池上三院家』の筆頭として「大坊」が通称となっています。
弘安5年(1282年)9月8日、【常陸国】への湯治療養のために住み馴れた【身延山】をあとにされた“日蓮聖人”は9月18日にこの地に到着されました。療養につとめられる中、弟子信者に「立正安国論」の講義をされましたが、病いよいよ重くなられ、6人の本弟子(六老僧)を定め、経一丸(後の“日像上人”)に京都開教を託され、10月13日辰の刻(午前8時頃)に享年61歳の生涯を閉じられました。後に“宗仲公”が“本成院日澄上人(六老僧“日朗上人”の弟子で九老僧の1人。)”に舘を寄進されて【長崇山 本行寺】としたのが始まりになります。
聖人が亡くなられた部屋の跡に建てられた堂〈御臨終の間〉には、聖人自ら鏡を見て自刻された『自鏡満願の祖師像』が祀られています。また、諸講義の際に“日蓮聖人”が寄りかかっていた『御寄掛(およりかかり)の柱』の一部が奉安されており、触ることも可能です。
聖人御入滅の際には「大地は揺れ動き、庭の桜が一度に時ならぬ花をつけた」と伝わっていますが、その桜は『お会式桜(おえしきさくら)』として今も敷地内に現存しており、旧暦の10月頃に花を咲かせています🌸。



