🗡️『鬼滅の刃(キメツノヤイバ)』
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6月27日から7月17日にかけて、📺【フジテレビ】系列(広島では【TSS:テレビ新広島】が該当。)で『鬼滅の刃』というアニメが7夜に分けて放送されます。コロナ禍真っ只中だった頃、かなりのブームとなりました。「◯◯の呼吸」だとか「全集中」といったセリフをモジった言葉を耳にされたこともあるのではないでしょうか?
大雑把にストーリーを言えば、鬼になってしまった妹を元に戻す為に元凶である鬼を退治しようとしていく中で、仲間と出会い、そして、共に成長していく物語です。
原作の方は既に単行本23巻で終わっており、追っ掛けのアニメは今夏から来年にかけての🎞️映画3作(第1章は7月18日より公開🎬。)で完結の予定です。何故ココで漫画の話題かと言うと、この作品、実は仏教的思想や教訓に繋がるセリフやエピソードが満載です。供養や修行といった目に見える描写をはじめ、慈悲心・菩薩心・苦悩・因果応報・怨親平等・輪廻・欲・伝承等々、ストーリーの中で人間界に生きる我々が共鳴共感できる仏教的世界観を強く感じられる作品で、鬼退治という非現実的な話であっても心に響いてきます。念仏系の描写が多いのが気にはなります(逆に念仏系宗派の考え方ではない描写があったり、日本神道的要素があったり、禅であったり、いろんな宗教が入り交じってはいます。)が、『法華経』こそ鬼(欲・煩悩)のツノを取るに長けた教えですので、そこは是非置き換えて見ていただければ😁 。まぁ、宗教や哲学っぽいことを意識しなくても見るだけで心が浄化され勇気がもらえる良いマンガだと思います😀。
残念ながら今回は原作の途中からのストーリー(7巻〜)ですし、長編アニメを短期間で続けて見るのは苦痛という方には、単行本で読んでいただくのもオススメ(但し、原作はかなり絵が荒い…。)です。高齢者の方にも取っ付き易く、理解し易い時代設定と世界観(近代となる大正時代を舞台として、大河ドラマ📺や剣豪時代劇⚔️のような雰囲気があり、そこに日本の古き雑学を取り込まれていたりもします。)ですので、若い老いてる関係なく家族みんなでキャラクターの個性やストーリーを楽しんでいただければと思います。
⭐️『鬼滅の刃』というタイトルについて⭐️
執着の強い「鬼👹」は「人間の欲」・「煩悩」と置き換えられます。
そして「滅」。一般的に「滅」というと、消え失せる、ほろびる事を意味しますが、漢訳する前の原語のnirodha(ニローダ)は制止する、コントロールするという意味の言葉です。仏教で良くつかわれる「欲望を滅する」とは、「欲を無くせ。欲を消しなさい。」という意味ではなく、欲をコントロールして良き方向に向けなさい。という意味あいになり(日蓮宗ポータルサイト『身近な仏教用語』参照☝️。)ます。欲というものは私達を悪い方向に向かわせるエネルギーにもなりますが、良き方向へ邁進させるエネルギーにもなります。 その欲を無くすのではなく、より多くの人の為、より良き方向へとスイッチしてあげる事が大切です。キャラクターの中には「鬼と仲良くする。」というキーワードを挙げる者もいます。
『日蓮宗』の法要で「元品の無明を切る大利剣」という文を唱える事があります。無明という、苦しみや悩みが成り立つ因果関係の一番初めの世界、煩悩(ぼんのう)や邪悪なものが入り込んでくる迷いの世界を切る剣🗡️となる仏法や智慧。つまり、『法華経』のこと、「南無妙法蓮華経」の御題目のことを言ってます。「鬼」を良き方向に改心させる。「欲」や「煩悩」の苦しみある世界から解放されるように御題目を唱え、『法華経』の功徳を受ける。
『鬼滅の刃』、何て『日蓮宗』に合ったタイトルなんだろうと思います😀。📿



