造山古墳

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立ち入りのできる国内最大古墳
 古代吉備王国の首長の墓といわれる県下最大、全国でも4番目の規模を持つ全長360メートルの前方後円墳。造営当時は日本一の規模で、その存在は畿内政権と肩を並べる古代吉備の勢力を物語っています。
 大きさから古代吉備にヤマト王権に対抗しうる、または、拮抗した強力な王権(吉備政権)があったとする見解もある。一方で、吉備の首長ではなく、中央の大和王権が造った古墳であり、その被葬者も倭王の一人ではないかと見ている研究者もいます。天皇陵に比定されている上位3古墳をはじめ近畿地方の巨大古墳が宮内庁により国民はもちろん学者・専門家も内部への立ち入りが禁止されているのに対し、ここは立ち入り出来る古墳では国内最大のものであり、全国的に見ても貴重です。

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