花もち作り 令和6年

令和6年11月7日(木)、午後2時から妙勝寺客殿蓮華ホールにて、花もち作りを行いました。
花もちは、日蓮聖人のご命日の法要「御会式(お講)」の際にお供えする御供物です。

まず伸し餅を作り、包丁を使って植物や虫などさまざまなシンボルの形に切って形を整え、赤・黄・緑の色を付けます。
岡山県では伝統的なお供え物として長く伝わっていますが、次第に作る方も少なくなってきたことから、寺庭婦人が数年前から御会式が近づくと「花もち作り教室」を開いています。

今年も日頃妙勝寺の年中行事を手伝っていただいている本堂係の女性の方を中心に集まっていただき、一緒に花もちを作りました。毎年来られている方もあり、慣れた手つきで上手にさまざまな形を作られます。今年初めての方も器用に花もちの形を整え色づけして、花もち作りを楽しまれていたようでした。

一部はお家にお持ち帰りになり、一部は妙勝寺の御宝前にお供えいただきました。
11月12~13日の御会式にお参りの際は、きれいに出来上がった花もちもご覧ください。

一覧へ