令和7年6月28日、蓮昌寺様を会場に「岡山戦災死者慰霊大法要ならびに平和祈念法要」が行われました。
太平洋戦争末期、昭和20年6月29日未明、岡山市街地は焼夷弾の爆撃にさらされました。
この「岡山大空襲」では、1700名以上の尊い命が失われました。
今年は戦後80年の節目を迎えましたが、残念ながら、現在も世界各地で紛争や戦争が絶えることはありません。
毎年6月28日、岡山市遺族会主催による「岡山戦災死者慰霊大法要ならびに平和祈念法要」が営まれ、岡山市佛教会の会員数十名が出仕して法要を厳修しています。
法要の導師は、本来であれば岡山市佛教会会長が務めるところですが、現会長が体調を崩されているため、副会長である藤田玄祐が導師を務め、追悼の言葉を申し上げました。
戦争の体験者が高齢化し、記憶や記録も次第に風化しつつありますが、私たちがその重要な事実を語り継いでいかなければならないと感じています。