昨年末、本堂のカーペットを新調しました。
私が妙勝寺の住職に就任してから、昨年でちょうど30年を迎えました。その御礼の意味も込めて、寄進をさせていただきました。
平成6年9月、10ヶ月余りの闘病生活を経て、師父・藤田玄精上人が遷化され、その後を託されました。
日蓮宗の教師資格は持っていたものの、それまでの私はお盆の棚経や年中行事のお手伝い、葬儀の役僧を務める程度の経験しかありませんでしたので、当初は大変でした。
それでも、さまざまな方々にご指導をいただき、檀家の皆様に温かく見守っていただきながら、なんとか法務を務めてまいりました。至らない点が多々あったことと思いますが、気が付けば30年の歳月が過ぎていました。
その間に、駐車場の整備や大まんだら様の修復などの事業、そして客殿の建て替えといったさまざまな出来事がありましたが、皆様方のご協力・ご支援をいただきながら進めてきました。
副住職・藤田玄真も経験を積んでまいりましたが、もうしばらくは私が妙勝寺の舵取りを続けることになりそうです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。