令和6年6月26日、岡山県布教師会の内部研修会を妙勝寺にて開催しました。
今回のテーマは「法話」。
3年余りのコロナ禍の中では、過密を避け、短時間で行事を済ませる必要がありましたので、法話をする機会も減少していましたが、やっとコロナも収束したようで通常モードになってきました。
これからは法話をする機会も増えてきますので、布教師会で改めて法話について勉強してみましょう、というのが今回の内部研修会の趣旨でした。
当初は、法話の経験の少ない青年僧をターゲットと考えていましたが、蓋を開けてみると青年僧よりもベテラン僧が中心となってしまいました。
前半では、「法話の作り方」の基本について布教師会長でもある妙勝寺住職藤田玄祐がお話をいたしました。
先輩僧も出席されていますので、私が講義をするのもおこがましいのですが、布教師会長としての役割を果たすべく粛々と務めさせていただきました。とても緊張しました。
後半は、「法話のヒント みんなのアイディア」と題して、出席者の皆さまにアンケート用紙を配布して、
法話に関して日頃から疑問に思っていることや困っていること、また工夫をしていること等を自由に書いていただき、それを読み上げながら皆さんで考えていくというスタイルを取りました。
さまざまな疑問に対して、出席者からいろいろな意見やヒントが得られ、たいへん勉強になりました。
出席人数は少なかったのですが、充実した2時間の研修となりました。