マヤ文字のハンコ

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この写真は何か分かりますか?

岡山県の東部、瀬戸内海に面した穏やかな港町、備前市日生町に「BIZEN中南米美術館」という小さな美術館があります。
古代アメリカ文化の遺物、土器・土偶・石彫・織物などを収集した美術館です。
先日、この美術館のドネーション(寄付)に応募したところ、お礼の品として「マヤ文字ハンコ」をいただきました。
写真のイラストのように見えるものが、実は古代マヤ文明で使われていた文字で、「ふじた」と書いてあるそうです。

文字の解説によると、以下のとおりです。
文字1
「ふ」という音を表す音節文字で、上を向いたカエルかトカゲ、もしくは何らかの爬虫類がモチーフになっています。
文字2
「し」という音を表す音節文字です。古代マヤ文字には「じ」の音も文字も存在しなかったため、「し」で代替しています。
文字3
「た」という音を表す音節文字です。英語のin,at,with,to,などに相当する前置詞としてもつかわれました。

ハンコとしての実用性はありませんが、マヤ文字の「ふじた」は不思議な感じがします。
コロナ禍の中、美術館を訪れる方も激減しているとのことですので、少しでもお役に立てればと思いました。

 

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