オジギソウ

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オジギソウの花が咲きました。

今年初めてオジギソウを育ててみました。
きっかけは「法華経の詩人 岡田文弘上人」の「ぼくはオジギソウ」という詩に感銘を受けたためです。

ぼくはオジギソウ 出会った人に 心をこめて お辞儀する

ぼくはオジギソウ 誰かれなしに 会う人会う人お辞儀する

お辞儀の他には何もできない ぼくはしがないオジギソウ

お辞儀をされて眉をひそめる きみとも仲良くなれるかな

          岡田文弘上人作「ぼくはオジギソウ」より

法華経に登場する常不軽菩薩をオジギソウに仮託する発想に感銘を受けました。
早速オジギソウの種を買いに行き、鉢に植えて毎日水を与えました。

9月に入って紫色の小さな可憐な花が開きました。
開いた葉に触れると、すっと葉を閉じてしまいます。

でもオジギソウを育ててみて一つ発見がありました。
葉は触れるとすぐに閉じてしまいますが、実は枝には小さなトゲがあります。
オジギソウはお辞儀ばかりではないようです。
 

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