本日、妙勝寺本堂前の桜を伐採しました。
昨年春、最後の花を咲かせてくれましたが、その後樹勢の衰えは如何ともしがたく。
夏前にはすべての葉を落とし、秋に至って次々と小枝が折れては落ちてくるようになりました。
大きな枝が落下しては危険なので、昨年庭の手入れの際に大きく剪定をしてもらいました。
記録を調べると、昭和48年5月、先代住職が身延山でしだれ桜の苗木を入手して本堂前に植えたとのこと。今から42年前のことです。
残念ながらもう新しい芽を吹くこともないので、本日庭の手入れに併せて根元から伐採してもらいました。
作業にかかる前に、お経・お題目をあげて塩とお酒で清め、桜への感謝と作業の安全を祈りました。
一般のソメイヨシノよりも開花が早い品種でしたので、毎年3月末には満開となり、多くの人の目を楽しませてくれたのですが、今年からそれもかないません。
とてもとても残念なことです。 合掌