今日は、未年初めての一部経通読会です。
他府県から数名のお寺さんが来山され、約8時間法華経を読誦し続けます。
昨日夜、お参りに伺った檀家さんにこの話をすると、普段の寺務の傍ら僧侶が色んな研鑽を積みつつ自分たちに法を伝えていることに感謝されたようで、今まで以上に信仰する気持ちが深まったと仰いました。
おかげさまで、私たちもこの言葉に救われた気がします。
今は、通読会も真読といって漢音読みの読経ですが、そのうち、今年からは訓読(日本語古文の書き下し文)の読み方でも始めていきたいと思っています。
また、それには広く僧侶のみならず、一般の人たちも参加して頂きたいと考えています。
訓読で読誦するとお経の意味がわかりやすくなります。
ただ時間がかかるので通読というわけには行きません。
半部(4巻)か四分の一部(2巻)通読会になりそうです。
新たな試みを今年は始めたいと思います。