鬼子母神堂 大黒堂 威徳善神堂 改修

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師走となり、諸堂の改修も終盤となりました。

鬼子母神堂の土壁が十分に乾燥し、白壁に塗り替えられています。写真ではまだですが、木柵もきれいになり、間もなく本堂に安置していた鬼子母神尊像を、鬼子母神堂に戻すことができそうです。

大黒堂もほぼ完成しました。台風によりひび割れていた後方の白壁は、板壁に変更することとなりました。

また威徳善神堂も、間もなく足場が取り払われます。今回の改修により、寛政六年(一七九四)の建立と判明しました。鬼瓦を新調する予定でしたが、当時の鬼瓦をそのまま用いることとなりました。

左上 鬼子母神堂の後方。土壁が乾燥し、白壁に塗る前です。
左下 大黒堂の後方。上半分が白壁でした。台風によりひび割れたため、板壁になりました。
右上 威徳善神堂。瓦が葺き替えられました。
右下 江戸時代の鬼瓦を、そのまま用いています。

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